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 約七百五十年前、この地へ来られた『親鸞聖人』は村人の差上げた塩味の大根焚を大変およろこびになり、形見として庭前のすすききの穂をもって『帰命尽十方無光如来』の十字の名号を残されました。この『すすきの名号』を徳として報恩講を毎年おこない、その時の『精進料理』がいつのころからか『大根焚』の名で世に知られ、俳句の季題などにもとり入れられるようになったのです。
 毎年、十二月九日・十日の報恩講(大根焚)には、前日から準備された約三千本の大根が御門徒方の奉仕で早朝より大鍋で焚かれ、約一万人の参拝者に振る舞われますが、本堂にまつられた『親鸞聖人』の御木像には、昔ながらの塩味の大根焚が御供えされています。

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